バレンタインデーに逸品を頂戴した。
竹鶴ピュアモルト生チョコレートである。
何とも言えない芳醇で重厚な香りと、カカオの香りがマッチしていてとても美味しい。
チョコレートの舌触りもなめらか。大人の味わいだ。
ウイスキーを嗜むようなかっこいい大人ではなく、ウイスキーに対して全く無知だったので、この機会に少し調べてみた。
そもそもウィスキーとは、サントリーさんのwebサイトによると
ウイスキーの定義はそれぞれの国によって異なっており、原料、製法、熟成年数などが各国ごとに定められていますが、一般には次のように定義されます。
「穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒」
とのこと。
モルトウイスキーが大麦麦芽が原料なのに対し、グレーンウイスキーはとうもろこしなどの穀物が原料でそれぞれ蒸留方法も異なる。
有名なスコッチウイスキーは、スコットランド発祥のウイスキーで、モルトウイスキー。現在のイギリスでは原料、製造方法などが法律で定められているらしい。
対してバーボンウイスキーは、もともとは、アメリカ発祥のとうもろこしが原料のグレーンウイスキー。現在は主原料は51%以上のトウモロコシ・ライ麦・小麦・大麦など。スコッチウイスキーと同様に、アメリカではバーボンを名乗るためには、原料、製造方法などの条件がある。
ただ、日本国内では明確なバーボンウイスキーやスコッチウイスキーの定義がないそうだ。日本でスコッチ、バーボンというときは、イギリスで認められているスコッチウイスキー、アメリカで認められているバーボンを指すいうことになるのだろうか。日本国内で生産されたバーボンやスコッチはないということね…。
面白い。
今回のチョコレートに使われている竹鶴は、モルトウイスキーをブレンドしたもの。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものを、ブレンデッドウイスキーと呼ぶそうだが、異なるモルトウイスキーをブレンドすることもあるのとは、ウイスキーの世界、奥が深すぎる。
アルコールに弱いのでウイスキーを飲むのは難しいけれど、香りが本当に良いのでお菓子や料理で楽しむのは魅力的。
新たな世界にちょっとだけ触れられて、美味しいだけでなく楽しい時間をもらいました。
ご馳走様でした!